アドバイスは相手から求められたときを除いて・・・
(思い通りに相手を操る心のガードの外し方 Dr.ヒロ)
講師を志す方は、
「人の役に立ちたい」
という思いのある方が多いと思います。
特にオッサン講師の方は、
「自分の経験を活かして、若者のためになるアドバイスをしてあげたい」
そういった想いが強いはずです。
しかし。
冒頭の文は話し方本のベストセラーの一節なのですが、
このように続きます。
悪口と同じくらい人を不快にさせます。
(思い通りに相手を操る心のガードの外し方 Dr.ヒロ)
と。
そう。
アドバイスというものは良かれと思ったものであっても相手を不快にさせることがあるのです。
実際、ご自身の経験と照らし合わせてみていかがですか?
頼んでもいない相手から、頼んでもいないアドバイスをされたことは誰しもあるでしょう。
その時、どんな気分になったか。
ほぼ間違いなく、嫌な気分になったはずです。
そして、そのような不快なアドバイスを聞き入れようとはしなかったのではないでしょうか?
たとえそれが正しいアドバイスだったとしても・・・。
更に、冒頭の文では「相手から求められたときを除いて」
と限定していますが、私は「求められた時であっても」と考えます。
事実、私の恩師である林修先生が著書「いつやるか?今でしょ!」の中でこのようにおっしゃっています。
相談者は多くの場合、すでに答えを用意しながら、あえて相談しているのです。
この傾向は、特に女性に顕著です。
そして、自分の思っているとおりの答えを言ってくれる人のことを「あの人はいい人だ、自分のことを本当によくわかってくれている」と評するのです。
逆に、想定していた答えとは異なる答えを言う人には、それがたとえ正しかろうが、「あの人は結構自分の考えを押し付けてくるから・・・」となってしまうんです。
善意で時間を割いてあげているのに実にバカげた話ではありませんか!
(いつやるか?今でしょ! 林修)
流石、林先生だと。
私も全くの同意見です。
では、相談を受けたときどうすればいいか。
こちらについても同著書内で林先生が書いてくれています。
①とにかく相手の話をよく聞くこと。おかしいなと思っても遮らずに、最後まで話を聞くこと。→これが最重要!これだけで解決することすらアリ。
②相づちには感情を込めること。相談者は気のない相づちには非常に敏感です。
「なるほど」、「そうなんだ」など、ある程度言葉を変えながら、真剣に対応すること。→これも案外重要です。けっして手抜きをしないように!
③相手の答えを読み取って(たいてい簡単に読み取れます)、それをさも自分の考えのように言ってあげること!→カッコいい言葉をちょっと足してあげると、もう効果抜群!
(いつやるか?今でしょ! 林修)
難しく感じるかもしれませんが、
この3つを意識して相談を聞く訓練を継続すれば必ず上手く回答ができるようになります。
なお、相手の答えが読み取れないようであれば、
最後まで話を聞いたうえで、
「現状、ざっくりでいいので本当のところどう考えてます?」
と聞いてしまえばOKです。
そうすれば、ご自身で言語化してくれることも結構あります。
なるべく相手の考えに沿って、それを肯定するような回答をしていきましょう。
ただ、明らかに間違った方向性の考えをしている場合もありますよね。
その際の対処法はまた別のテーマでお話しします!


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